眠れぬ夜 2014 8 10

書名 眠られぬ夜のために
著者 ヒルティ  岩波文庫

 眠れない夜は、つらい。
しかし、いたずらに嘆いていないで、
我々は、それを日頃怠りがちな自己反省のための、
静かな時間として活用しようではないか。
 ヒルティは、青年に向かって、
こう語りかける。
 名著である。
しかし、日本人にとって敷居が高く感じられるのは、
キリスト教の知識を前提としている点かもしれません。
 しかし、それを考慮しても、
日本人にとっても、やはり、名著と言えるでしょう。
 もちろん、最初の1ページから読む必要はありません。
この本をパラパラとめくって、
興味を引いたところから読めばよいと思います。
 この本は、欧米文化を理解する一助(力添え)となるでしょう。
欧米文化とキリスト教は、表裏一体のものです。
 たとえば、ハリウッド映画を見ていると、
あの俳優が言った、あのセリフは、
聖書の、あのページの一節にあるとか、
あの映画のストーリーは、
聖書の、あの部分に似ているとか、
いろいろと気づく点があります。









































































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